The New Classicstyle Sweat shirtsORIGINAL SWEAT SHIRTS
LONG SLEEVE HOODIE
スウェットパーカーは闇の力を纏うもの。そのパワーで下剋上を企てる。
それは単なるぼくの個人的な妄想に過ぎない。しかし秘められし能力は、象徴的にパーカーで隠されているのが多いのは何故だろうか。
その闇に抱かれた新しい力は、硬直した世の中を変えていくのだ。
50年代60年代初期に作られたスウェットには多様なディテールがみられ
アイディアが百花繚乱のようにあったが、時代が下がると生産性が多様性を討ち滅ぼした。
単(ひとえ)のフード、二つ折にした末端処理縫製、カンガルーポケットの上部縫製なども今は失われたものだが、初期のパーカーには存在したディテールだ。
それが吸水速乾ライトウエイトで、既存の古着から再度糸を作り直し織り直す工程を経て出来上がった一枚。
現代では唯一無二の存在ではないだろうか。
UNHALFDRAWING 立沢トオル
フードをかぶると安心した気がするのは何故だろう。
首を隠す行為は苦手意識がある相手に対しての防御の仕草らしいが
実際山でも首の太い血管をあらわにしないことは体温保持の原則だ。
このポリエステル100%のスウェットは保温と透湿のバランスが素晴らしく
気温差が激しい季節にとても重宝する。
キャンプや車中泊、旅服としてそのまま寝袋に入る時にこのフードが活躍。ポケットに手を入れて気だるそうに歩きたい。
身幅の広いシルエットなのでスタイルを問わない。
上にダウンを合わせてもいいし、ベースは厚手のメリノウールでもよい。
春先は素肌の上に着てみれば肌触の爽やかさが気持ち良い。
海千山千會 千代田高史